今日9/14(水)に、以前、岐阜大学と岩手大学の学生とで行われた「山県市の地場産業である水栓バルブ業界の現地研究」の結果報告として、岐阜大学地域科学部地域政策学科の甲斐先生、岩手大学教育学部社会科教育科の庄子先生がご来社されました。
今回の現地研究は私たち山県市の水栓バルブ業界だけではなく、関市の刃物、多治見市の美濃焼についても行ったそうです。
各地域の産業の特長をまとめた資料を頂戴し、
「山県市は水栓金具産業の集積地ではあるが、その産地イメージは確立されていない。なぜなら産地イメージというモノは一般消費者が抱くものであり、水栓金具はあくまでもシステムキッチンなどの住宅設備の一部を担い、イメージがわきにくいから」
との一文がありました。
産地イメージがあるかないかは産業が集積しているか否かではなく、一般消費者が最終製品としてイメージしやすいものであるか否かが重要なんだとの気づきがありました。
今回の現地研究の受け入れを通じて、利害関係のない方々からの意見には気づきが多いことを改めて感じました。
今回も何かのご縁です。ご縁に感謝です。
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